私が実際に働きながらTOEIC990点を取得できた「効率良く模試を解くコツ」を紹介します!

働きながらTOEICの勉強をしていると、どうしても模試の勉強が億劫になってきます。私自身も、TOEICの勉強をする中で単語帳の勉強はスムーズに行えたのですが、模試の勉強になるといつも「面倒くさいなー」と思いながらやっていました

というのも、模試はリスニングは45分、リーディングは75分で構成されており、一気にそれだけを解くのがかなり面倒いからです。もちろん一気に模試の問題を全て解く必要はありませんが、私自身、模試は実際の試験と同じスタンスでこなす必要がある感じていました。

なぜなら、実際に試験同様に全問題を解くのにかかった時間を計る事に意味があると思っていたからです。しかし、模試の勉強を始めて半年ほどたった時に、一気に全問題を解く必要はなく、部分的に問題を解いていった方が効率が良く、TOEICスコアが990点に近づいていくという事が分かってきました。

今回の記事では、私自身が働きながらTOEIC模試を効率よく解いていく事が出来、満点の990点まで上げる事ができた方法を紹介します

この記事はこんな人におすすめ
・働きながらTOEIC模試を解くのが億劫なサラリーマン
・TOEIC模試を解いてもスコアが990点に届きそうにないサラリーマン

目次

時間がないサラリーマンが時間を図らないで試してみたところ・・・

まず1点目ですね、時間を計らないということです。

これについては、少し語弊あるかも知れませんので、ちょっと詳しくお伝えしておくと、公式問題集を初めて解くとか、Toeicに挑戦したことがないという方は、試験ってどんなものなのかというのを知るために、まずは時間を計って本番形式で公式問題集を解いていくということはいい事だと思っています。

(もちろん場合によっては時間を計って解く事も必要です。こちらは後ほど別記事で紹介します)

むしろ初心者には時間を計る事は称賛されるべきだと思うんですけれども、TOEICは何回か受けて試験形式が慣れていると、自分の勉強をルーティン化していく中で、公式問題集を纏め、時間を計って解いていくという行為は、私個人としてはあまりお勧めできません。

これの理由としては実は2つあって、一つ目は私自身、時間を計って問題1問1問がおざなりになってしまう事が多かったという事です。 特にリーディングに言えることなんですけども、リーディングパート本番で、最後まで正確に解いて時間が余る事はほとんどなかったです。

800点後半でも、なかなかきついので初級者中級者の方で最後に、時間があまることはないと思います。なんですけど、やっぱり時間を計って解くとその実感のプレッシャーだったりとか、できる限り問題を解き進めていきたいと思ってしまいます。 本当だったら時間をかけてじっくり解けば正解できたような設問についても、ついつい、次の問題で、もしかしたらもっと簡単な問題が出てくるかもしれないと思って飛ばしてしまう、といったことが起きる事があります。

あと、終盤ではとくに次々と似たような間違いをやってしまう、といったことが自分自身たくさんありました。これ、何が問題かというと、公式のTOEIC模試のプロセスはそれを解くだけで実力を上げるためにやってるんじゃなくて、自分が今力をかけて勉強しないといけない部分、弱点をあぶり出すために使うことが出来ていないという点が問題なわけです。。

なので、適当に解いては意味ないわけです。適当に解けば解くほど、本来正解できた部分もおざなりになってしまって、その後に一番大事な復習をやるところに膨大な時間がかかってしまうし、その大量の後に埋もれて本当に時間をかけて対策をしないといけない部分というのが見えづらくなってしまうわけです。

せっかちになりがちだったサラリーマンの私がやっていた【精読】手法を紹介!

時間内に問題を解き終わらないのは当たり前だという風に考えて、とにかく練習の段階では1問1問しっかりと解いていってしてください。精読を意識してやってください(ただし、本番に向けての練習としては速読は必須になってきます※こちらは別記事で後日上げたいと思います)。

速読力なんていうものは、精読の練習をひたすら繰り返して言うと、勝手についてくる傾向があります。私も実際、速読に特化した練習なんて本番の3~6か月前くらいまでは、あまりしていないです。

精読がままならない状態で速読にアプローチしても絶対に身にならないので、勉強段階ではあんまり時間を意識せずに、ちゃんと時間をかけてでもその問題を自分は解くことができるのかということを見極めるために、しっかりと一問一問に取り組んでいました。

また、時間を計らない方がいいもう一つの理由としては、それだけで問題集を解くだけで1日の勉強が終わってしまう可能性が非常に高いからですね。例えば、公式問題集のリーディングパートだけ1日の中で時間を計ると150分かかるわけですよね。もうこれだけでお腹いっぱいになってしまうと思います。基本的にこの問題集を解くパートというのは本質的な勉強じゃなくて、先ほども言った通りあくまで弱点を見つけるためのプロセスですから、勉強の本番はその後なわけですね。

問題を解いて見つかった弱点に対してアプローチしていく勉強のメインボディの部分というのは、少なくとも問題を解く時間の二倍三倍は必要になってくるわけなんですけども、その問題はトップだけでも75分とかあるいは1時間が経過してしまうと、それだけで満足してしまって、なんとなくも勉強した気になってやめちゃいますし、あるいはそもそもそれだけ問題を解くだけに時間がかかる勉強に最初にやり始めるときの障壁めちゃくちゃ高くなって、そもそも勉強が続かないとそういったリスクは考えられるわけですね。

なので、私がよくやっていた、おすすめの手法は、問題を解く時間というのはだいたい30分長くても1時間ぐらいに抑えるやり方です。どうやってピックアップするのっていうのはまあ人それぞれ好みがあると思うわけですけども、今日はpart 3と4だけやろうとか、今日part 2だけやろうとか、今日は長文part 7だけやろうみたいな形で進めたい人もいると思います。

だいたい自分のトップスピードだったりを鑑みて30分ぐらいで時を得るぐらいの分量を1日当たりノルマとして問題を解いて、そこで間違えた問題の復習を1時間あるいは2時間ぐらい行い、トータルで2時間から3時間ぐらいの勉強量というのが理想なんじゃないかなと私は思ってます。

続いて2つ目ですけども、公式問題集だけで完結をさせないということですね。これは先ほど1点目と被っているっていうのがあるんですか、公式問題集だけで勉強は完結するということは絶対にないわけですね。

あくまでの弱点を見つけるプロセスになっていますので、それで間違えた部分が分かってから本当の勉強のスタートなわけですから、解き終わった状態では、一切勉強の実力はついていないというふうに思ってしまっていいぐらいです。

何をやっていただきたいかというと、解き終わったら事をチェックして、その後、自分が間違えたのかという要因分析を行うわけです。

私が意識していたことは、リーディングであれば単語がわからなかったからなのか、あるいは文法がわからなかったからなのか、リスニングであれば同じく文法のか。そしてもう一つですね、リズムについてはもう一つ要因があって、単語の正しい音と自分の認識がずれていたと言ったケースですね。ずれていたせいで正しくそれを聞き取ることが出来なかったといったケースもあります。

残念ながら、公式問題集に記載されている解説というのは本当に必要最低限の見てその問題に特化した知識しか解説してくれませんので、公式問題集を解いただけでスコアがアップするということはなかなか考えづらいです。

ただもちろんですけども、公式の試験形式ないのに準じた形式になっています。弱点を見つけたいという最初のフィルターする段階では非常に有用なテストになっていますので、それを入り口として他の問題集参考書を使った勉強に手をつけていくというのがスコアアップの一番の近道だと思っています。

以上2点ですね、時間を計らない公式問題集だけで完結しないという点については非常シンプルなんですけども、意外と何時間も何日も何年も勉強しているのにスコアが上がらないという方が見落としているポイントなんじゃないかなと思っています。

サラリーマンの私が990点を最短で取得する為に意識した事は4つ!

①解く時間よりも正確性を重視した!

皆さんは実際のTOEIC試験同様のスピードで模試を解いていませんか?私自身もそうだったのですが、これは特にTOEIC800点後半位の高スコアの人がやりがちです。私自身も「練習は本番のように。本番は練習のように」という格言を当初は信じて、スピードを意識して解いていた時期がありました。

しかし、スピードを優先して解くと、どうしても、問題を正しく理解する事をおろそかにしてしまいがちです。TOEIC模試を解く理由は自分自身がわかっていない知識をあぶりだす為です。試験に慣れる為に模試を解くわけではありません(これは最終段階で取り組む事です)。

また、経験上、スピードを意識しなくても、模試を繰り返しゆっくりと解いていく事で自然と解くスピードが早くなっていくから問題ないです。何よりもまず正確性を意識してください。

②山勘(山と張って感で答える事)は絶対にやらなかった!

TOEIC模試を解いていく際にわからない問題、あるいは知識が曖昧な問題に出会ったら皆さんはどうしていますか?一番やってはいけない事が、感で答えるという事です。↑でも述べましたがTOEIC模試をの役割はわかっていない事をあぶりだす事です。

万が一感で答えて正解だったら、復習する機会を失う事になります。私自身、TOEIC勉強を始めた当初、これを行っておりかなりの時間をロスしました。これでは意味がありません。分からなかったら空欄で良いです。答える際は根拠を持って回答する事が大事です。

山感で答えるのは本番のみで十分です。

③マークシートは使わなかった!

以前の記事でも紹介しましたが、模試はペーパーレスでPCやタブレットを使って解く事をお勧めしています。そこで、答える際に、一回一回マークシートを塗りつぶしているのはかなりの手間になります。

解く際は問題番号に〇を付けるだけで大丈夫です。答え合わせをする際も全問題を一気に答え合わせをする事はないのでマークシートを活用する必要もありません。

マークシートを塗る訓練になるのでやって方が良いのでは?と思う人がいると思うのですが、私自身マークシートを塗る訓練などせずに一発でTOEIC試験を受けたのですが、何の問題もありませんでした。

④解いたアウトプットを残して定期的に復習した

皆さんのご存じの通り、知識は忘却曲線により、時間が経てば忘れていきます。単語の勉強では皆さんは復習を重視していると思いますが、TOEIC模試も定期的に復習する必要があります。

TOEIC模試を解きながら、①足りなかった知識②曖昧な知識③間違えた理由の3つを手元に残す事が大切です。後日復習する際は模試のチェックマークの付いた問題のみを解きなおし、①~③の知識に対応できているかを確認します。

実際に私がやっていたことはスマホのリマインダーアプリでTOEIC模試の復習を月に1回行う日を決め、月1で復習をしていました。こうする事で、復習する事を忘れる事を防ぐ事が出来ます。

まとめ

TOEIC模試を解くコツを4つ紹介しました。働きながらTOEIC990点を目指すには効率が大切です。中でも模試を効率よく解けるか解けないかで、TOEIC990点取れるかが決まってくると思います。

是非とも参考にしてください!

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