学生時代の英語へのモチベーションとは?【TOEIC990点ソフトウェアエンジニアの英語勉強のきっかけ】
自分は今はソフトウェアエンジニアをやっていますが、過去にはFランの理系大学に通っており、その際に国際学会に何回か行っています。
そのうちの1回がカナダでの国際学会になります。学会での滞在期間1週間とプライベートでの機期間1週間の合わせて2週間くらい、カナダに滞在することになりました。
この出来事は私が英語の勉強を頑張ろうと思ったきっかけであり、後々TOEIC990点を取るまでの原動力になったので、このブログを見ているモチベーションが足りないサラリーマンやソフトウェアエンジニアの方はモチベーションを作るきっかを探す為の参考にして下さい。
前回は外国人ソフトウェアエンジニアと働く為に必要が英語力を話しましたが、今回は外国人ソフトウェアエンジニアとの接し方を中心に書いていきたいと思います。 どれだ…
学生の時の国際学会での英語の必要性を痛感【入国の際のしょっぱなの衝撃】
カナダで学会発表を行くには入管の際にまず海外の人とやり取りをすることになります。
入国の際に税関でを色々説明されて何の質問かを理解しなきゃいけないんですが、それが本当に何言ってるか理解できずに、税関の人から「ちょっとちょっとキミちょっとこっちで待ってなさい」と言われて、同行している教授と他の大学友達と一緒に、そこで働いてる日本人の方に 税関の人の言葉を全部訳してもらって僕達の答えも訳してもらいました。
そこでその人に言われたことなんですが、「英語をちゃんとしっかり勉強しなきゃダメだね!」とその方に言われて、ある意味で高圧的な言い方ですけど、結構心にきました。
まさか、入国しょっぱなでこんな経験をするとは思いませんでした。
この経験からもう8年目になりますけどいまだに忘れられない経験でした。
日々学習をもちろんしていてましたが、この学会参加でわかった事、つまり最初に突き当たったあの自分の弱いところは、やっぱりリスニングでした。当時からある程度の英語を勉強してはいましたが、座学中心の勉強だったので、やはりネイティブの方が実際にその会話の中で使う単語は理解できなかったということです。
学生の際の国際学会で英語に何につまずいたか?期間中もつまずきの連続だった
その中で、自分から話しかけ、恥をすて、自信をもって話す大切だと思って積極的にネイティブの国際学会参加者に話しかけました。
けれども、やっぱリスニングができないと話せないので つまずきはありました。 なので、カナダ人の学会発表者と友達を作ったりとか、文化とか環境に自分を思いっきり入れ、自分を慣れさせようという事を試しました。
自分は同じ大学の学会参加者と親しく、友達は多い方だったので、その友達と一緒に学会の休憩時間に別のカナダ人とサッカーをしたりしました。
そして、そのカナダ人(カナダの普通の学生)とは、学会が終わったら一緒にご飯食べたりとか、カナダのゲームセンターを案内してもらったりしました。会話はたどたどしい英語だったのでジャスチャーを交えた会話でしたが、何とか話は通じました。
今はそのカナダ人とは連絡が取れなくなりましたが、学会発表から3年ほどはメールやスカイプでのやり取りを行う仲の人間がいたという事は自分にとって貴重なかなりの貴重な3年でした(色々世界情勢の事とか話ができたので)。
国際学会を通じて、やっぱり勉強感覚ではなく学校等の学びの場以外のプライベートでもちゃんと学べるって言うスタイルの生活を作る事が、大切なのではないか?、という事をこの頃から薄々と感じるようになっていったわけです。
学会開催中は海外の有識者に必死に食らいついた
プライベートで海外の友達が居てお互いの勉強しあって、そういったことが英語勉強を継続するうえで凄く支えになっているっていう部分を感じたわけですが、この学会では発表するカナダ人に、何か質問があったりする際に、英語の得意な日本人から教えてもらうのではなく、自分はネイティブの人から英語で説明してもらい、英語の説明を英語で返すというやり方をあえてしてみました。
もちろん流暢に話されても理解できないので、5分で終わる話を30分ぐらいかけて質問→回答をくり返し行いました(相手のカナダ人はおそらくウンザリしていたと思いますが、当時の自分は必死でした)。
ここで思ったのが、こんなに自分はリスニングが出来ないのに、どのタイミングで自分自身が「なんか英語わかるようになったなぁ」と感じるようになるのだろうか?と疑問が湧くようになったんです。
遠い道のりですが、「英語がわかった感」を味わいたい!と思うようになりました。
いまでも英語ドラマを見ている際に、「これどういう意味としてネイティブの人は知ってるんだろう?」ってのがあるんですけど、それが分かった時が、やっぱり英語も上達してリスニングも上達して「きちんと理解できてきたんだな」という循環が出来上がるのだと思います。
国際学会の外でも本当に当たり前の事が出来なかった
また、学会が終わった時の会食の際に、ネイティブの人とフランクに話す機会がありました。コメディとかの話題の際にカナダ人が面白い話をしていて、アメリカンジョークを言ったんですけど、文化とか裏の意味がわからないと理解できない話題が結構多かったです。
あとは、学会が終わってレストラン行っても自分でオーダーができなく、「ポテトの代わりにサラダにしたいです」と言えなかったりとか、スマホのSIMカード(海外でスマホを使うには専用のSIMカードを買う必要があります)を変える時の店員とのやり取りで、怪しまれて警備の人が寄ってきたりとか、本当に当たり前の事が出来ないと痛感しました。
そして、これは個人によって多分違っていると思うんですけど、教科書ではなく、日常お友達遊びながらとか、もちろん教科書であの基本を勉強するってのはもちろん大切なんですけど、趣味を通して現地の人と生活していくっていうのもすごい助けになるのでは?とも同時に思うようになりました。
日常会話をTOEIC学習や英会話で学ぶのではなくて自分の好きなことをして それを通して英語を学ぶってなるとやっぱちょっと会話に深みが出てくるというか専門用語をそこで覚えたりするのはかなり違ってきます。
先ほどのSIMカードの対応でも、説明の際にはやはり英会話で習う定型文での会話は通用しなかったのです。
ようするに座学だけの勉強では限界があり、趣味を通すと自分の好きなことが出来るようになり、説明をしようとする際にも、「頑張って相手に理解してもらおう」とするし「相手のことを理解しよう」という流れが出来るのでは、と当時、強く感じた事を覚えています。
※ただし中学レベルの文法をまずしっかり勉強する必要があるというのも学会では感じました。結局、基本的なところは過去形現在進行形とか過去完了形とかの繰り返しなんですよね。
やっぱり基礎をしっかりしておくっていうのは前提として大事です(もちろんこれだけでは、上でもかいたように限界にぶち当たります)
(とはいえ、当時は、学会発表の際に家電販売員とのSIMカード交換のやり取りやレストランでもサラダさえ注文できなかったわけですが、今でも仕事で海外からパートナー企業からの発注があった際の、税金とかの公式書類とかの扱いは、今でも難しいです。)
まとめ
大学生の頃、国際学会に参加した際の事を紹介しました。入国時の経験。ネイティブと話すうちにリスニング力の向上を切望するようになったこと。趣味や日常生活を通じて英語を学ぶことの重要性を少しずつ感じ始めた事。
皆さん、海外に行くときは最初に壁にぶち当たると思うので、この記事を参考にしてもらえれば、事前にやれることもあるかと思うので、参考にして下さい!
特に、英会話だけでなく、自分の興味を持つ分野を通じて専門用語を学ぶことも、より自然な会話につながる可能性もあります。基礎的な文法をしっかり学んだ上で、実践的な経験を積むことが大切だと認識しています。
結局、学会発表の際の苦労や日常のやり取りの難しさを経験しながらも、この後も、自分は英語力向上のための努力を続けていく事になります。
コメント