サラリーマンがTOEIC990点を取るために必要な模試はどれ?厳選した3種類で「part5の解説のわかりやすさ」で比較してみた!

この記事はこんな人におすすめ
・様々な模試があってどれを選べかわからないサラリーマン
・既に沢山の模試を解いてしまったサラリーマン

目次

TOEIC990点を取るためにこれまで20種類以上の模試を試しました

模試紹介の前に共有しておきたいことがあります。間違って認識してしまっている人がよく言うセリフとして、この問題集の正解をもう全部覚えちゃいました、覚えちゃってからこの問題集といてもあまり意味を感じません、っていうような事をよく聞きます。 これ完全に、やり込むの事の意義を間違えてしまっているなあ、というふうに私は感じています。

問題集の正解を覚えるということと、問題集をやり込むことって、まったく関係がないんですね。ここ本当にもう関係がないです。問題集とけば正解を覚えるなんてこと当たり前で、むしろですね、その覚えてからが本当の勉強の始まりだったりもします。 早速やり込む定義についてお話していくんですけども、結論から言うと私が思う問題集やり込む定義というのは、なぜそれがダメなのか説明できるようになるということです。

問題集を雑にやってもう成果がでない人っていうのは、この正解に着目してどんどん問題を進めてやりこんで気になってしまっているんですね。 いつも正解ばかりに着目して、なぜ正解したかはあまり注目していなかったという方は今一度勉強方法を見直していただきたいです。

まずは、問題集を解いてください。これは当たり前ですよね。そしてその後に答え合わせをしてください。ここまでは非常にシンプルで皆さんやられているかと思います。

この後、次に見直しに入ると思います。じゃあ違った問題とか正解した問題というのを解説を見に行くと思うんですけど、このタイミングがいいですね。正解不正解を振り返り、不正解の理由までも復習し、解説できるかどうかというのを自分なりにテストチェックしてみてください。このステップで見直しをしていると必ずなぜそれが不正解か・説明できない選択肢が出てくると思いますので、そしたらそれをネットで調べてください。

これは模試勉強において、最低限のことになりますので、きちんと認識しておいてください。

TOEICで満点の990点を取るには実際の試験を想定して模試を解く事が必須ですが、現状、様々な模試が本屋には置いてあり、どの模試を解けばいいのか迷っている人も多いかと思います。

私自身、約6年かけて20種類・40冊以上の模試を購入して解いてきました。その中で、解いてもほとんど意味のない模試や、超優良級の模試など、種類によってさまざまな模試が存在する事が分かりました

以下が私が解いた20種類の模試です。

  1. TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+
  2. ETS TOEICの定期試験既出問題集
  3. TOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略
  4. TOEIC® L&Rテスト精選模試【総合】
  5. TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
  6. TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
  7. 新形式問題対応 TOEIC テスト 直前対策模試
  8. 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
  9. TOEIC L&Rテスト 壁越え模試 リーディング (壁越えトレーニングシリーズ 5)
  10. TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2
  11. TOEIC L&R TEST 990点獲得 Part 5 & 6 難問模試
  12. ミニ模試トリプル10 TOEIC® L&R テスト
  13. TOEIC L&Rテスト 目標スコア奪取の模試
  14. 3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点! (残り日数逆算シリーズ)
  15. 世界一わかりやすいTOEIC L&Rテスト総合模試2[800点突破レベル]
  16. TOEIC LISTENING AND READING TEST 標準模試1
  17. TOEIC® L&R TEST 990点徹底スピードマスター ハイレベル完全模試1回分付
  18. はじめてのTOEIC L&Rテスト ハーフ模試3回分
  19. TOEIC(R)テスト YBM超実戦模試リーディング500問
  20. 新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト

私が解いてきた20種類(シリーズも含めると40冊)の中でも、実際の試験には応用できない時間の無駄だった模試もいくつかあり、正直言ってこれらの模試を解いた時間は無駄で失敗でした。

なのでTOEIC990点を目指して模試を買おうとしている人達には同じ失敗をしてほしくありませんので、その中から厳選した3種類を紹介し、比較していきたいと思います。

サラリーマンがTOEIC990点を取るために必要な模試はどれ?

私自身、毎年必ず1~2回はTOEIC試験を受験しますが、私が解いた20種類の中から以下の3種類が最も本番TOEIC試験の内容に近く、990点を取るには必要な難易度の高い設問が記載されている3種類になります。

(それぞれに特徴があり、一長一短あるので、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします)

  1. 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
  2. ETS TOEICの定期試験既出問題集
  3. TOEIC(R)テスト YBM超実戦模試リーディング500問

以下に、その3種類を使ってみて問題や解説の傾向を記載します。いつも忙しいサラリーマンである私が使いやすさ・難易度の観点から記載しています。

①公式TOEIC Listening & Reading 問題集

一般財団法人 国際ビジネスコミュ...
【特集】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11|公式教材・問題集|【公式】TOEIC Program|IIBC 2024年7月発売。本番のテストを体験できる。リスニングセクションの音声に加えて、リーディングセクションの一部の音声を特典としてダウンロード可能。

皆さんご存じの王道中の王道の模試です。TOEIC主催元の会社が出版しているので、試験形式にははずれがなく、勉強に最適な模試となります。Vol1~Vol11までありますが、解くのはVol5~Vol11の7冊にしましょう。私はVol1~Vol4の4冊も解きましたが、傾向が違い過ぎていて時間の無駄でした。

それ以前の模試は古いので形式が現在とは違く、問題の傾向も異なるので、やる必要はありません。では、この模試7冊で十分かというと、全くもって十分ではありません。正直言ってこの7冊だけを繰り返し解くだけでTOEIC900点前半は取る事が出来ます。

時間のないサラリーマンでもこの公式模試は無視することはできません。それくらいやる価値のある模試です。

しかし、この公式問題集だけではTOEIC990点を取る事はほぼ不可能です。なぜなら、TOEIC試験でランダムに出題される超難問はこの模試だけには載っておらず対応できないからです。ではどのようにしてその超難問に対応すればいいのでしょうか?

結論、それは韓国模試を解く事で解決できます。これが、私が40冊以上の模試を解いた中で、たどり着いた答えです。何故なら、韓国模試は販売されている模試で唯一、実際のTOEICの過去問を使って問題を出題している模試だからです。

私自身、韓国模試以外の模試も沢山解いて、比べた結果、TOEIC試験の過去の問題を反映している韓国模試に勝る模試はありませんでした。日本ではTOEICの模試に実際のTOEIC試験の過去問を載せる事が出来ないのですが、韓国では可能です。

その韓国版の模試は日本でも買う事が出来ます。

②ETS TOEICの定期試験既出問題集

Choimirai School
TOEIC既出問題集4 RC TOEIC公開テスト用の最新の既出問題が含まれている唯一の公式問題集!

個人的には最もオススメする模試です。何故ならここ数年、TOEIC試験を実際に複数回にわたり受けてみて、最もこの模試がTOEIC試験の傾向を反映させていると私は感じたからです。

ただ、ネックなのは解説が韓国語で書かれている事です。韓国の模試なので当然と言えば当然ですが、詳しい解説をしれないというデメリットがありますが、慣れてくると大して問題にはなりません。

何故なら、画像翻訳ソフトを使えばその韓国語も日本語に直してくれるくれるからです。ただ、実際に私がこの模試を解いてみて、画像翻訳翻訳ソフトを使う事は少なかったです。というのも、問題文から解説を推測出来ちゃうからです。この模試を解いていくうちになれていくと思います。

③TOEIC(R)テスト YBM超実戦模試リーディング500問

朝日出版社
TOEIC(R)テストYBM超実戦模試リーディング500問Vol.2|朝日出版社 多くのプロ講師が信頼を寄せるシリーズ最新刊。韓国TOEIC運営企業YBM社が作成。「本番に最も近い」と大好評!最高クオリティの問題と解説により圧倒的な効率でスコアUP!...

この模試は↑で紹介した「ETS TOEICの定期試験既出問題集」と同じ作者が作成した模試になります。この模試の中身もかなりクオリティーが高い内容でした。かなりの量が解ける割に、値段が安いのも良い所です。

この模試も相変わらず解説が韓国語ですが、そのデメリットが苦にならない位の高いクオリティーの内容になっていますので絶対にやった方が良いです。私自身、上記の「ETS TOEICの定期試験既出問題集」とこのYBMを併用する事で、スコアが100点ほどアップしました。

サラリーマンが990点を取るために絶対に解くべき3つの模試を「パート5の解説」で比較

この3つの模試をパート5の解説で比較していきたいと思います。

なぜパート5の解説に着目したかというと、模試の中でも一番得点源となるパートがパート5だからです。また、パート5の解説をある程度見ることで、そのほかのパートの解説の傾向もわかるので、そういった意味でもパート5に注目しました。

以下の表にまとめました。それぞれ見ていきましょう。

模試の種類解説のわかりやすさ関連知識の豊富さ使いやすさ(読みやすさ)
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
ETS TOEICの定期試験既出問題集
TOEIC(R)テスト YBM超実戦模試リーディング500問

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

以下がパート5の解説の例になります。

解説の文章は読みずらいですが、正解以外の選択肢のポイントを説明しています。品詞についても触れておりわかりやすい内容になっています。

本文と解説が離れていなく見やすいですが、解説はポイントのみを説明し重点的な説明にはなっていないです。

https://twitter.com/piyopipippiyo/statuses/1757015821443047649
https://twitter.com/soieigo_27/statuses/1626874272567406592

ETS TOEICの定期試験既出問題集

以下が過去に自分が解いたパート5の解説例を切り取ったものになります。やはり韓国語での解説では正しく理解する事は難しいですね。

韓国模試のパート5の解答

こちらが、スマホをかざして画像翻訳(グーグル翻訳)を使用してみた結果です。以下のようにわかりやすく翻訳してくれます。解説も「前置詞」や「関連語」が記載され学ぶ分量も多くわかりやすいです。

何よりも無駄な文章がなくシンプルでわかりやすい解説になっています。

韓国模試のパート5の解答の日本語版

画像翻訳を行うのは手間なのでは?と思うかもしれませんが、まったく手間ではないです。スマホで起動して映すだけの5秒くらいで日本語に翻訳してくれます。

解説自体は熟語の使い方を載せているなど、結構丁寧な内容になっています。

https://twitter.com/TOEIC78336183/statuses/1143835527591813120
https://twitter.com/hawaiianES/statuses/1660522136900096003

TOEIC(R)テスト YBM超実戦模試リーディング500問

以下がYBM模試のパート5の解説の例になります。

最初に解く際のポイントに触れ、なぜこの解答になるのかを文章で説明しています。関連語や類語等の解説がない分不親切ですが、赤線をつかって多少読みやすくなっています。

解説はわかりやすいのですが、解説のページに元の設問自体が載っていなく、対応を取りずらいので、読みやすさという点では「△」になります。関連知識の記載も少な目です。

忙しいサラリーマン向けにおすすめの模試は?

↑でも紹介しましたが「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」がお勧めになります。

理由としてはこのブログを見ている人は忙しいサラリーマンが多いと思いますが、一番とっつきやすい模試だからです。他の模試に手を出したとしても、より本番に近い練習をしたいのであれば、最終的にはこの模試に戻らざるおえない事になります。

ですので、はなっから最初にこの模試を解き、知識を身に着ける事が大切になります。

一般財団法人 国際ビジネスコミュ...
【特集】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11|公式教材・問題集|【公式】TOEIC Program|IIBC 2024年7月発売。本番のテストを体験できる。リスニングセクションの音声に加えて、リーディングセクションの一部の音声を特典としてダウンロード可能。

時間にゆとりがあるサラリーマンにおすすめの模試は?

「新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト」がお勧めです。

新メガ模試1200問 TOEIC® L&R テスト
スリーエーネットワーク
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理由は、1200問・6回分の模試という無いようなので、やたらと数をこなしていきたい人にピッタリです。値段も2千円台とコスパでは圧倒的NO1です。

しかし、和訳以外の説明・解説はほとんどない為、時間のあるサラリーマンでないとこなせないと思います。

やりごたえという点では十分ですが、分からない熟語・英単語に出くわしたら問題を解きつつ印でマークしながら進めないと復習しづらい模試になっています。

総合的な英語力を高めたいサラリーマンにおすすめの模試は?

「TOEIC® L&Rテスト精選模試とTOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問」がお勧めです。

あわせて読みたい
TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+ - アルク出版サイト 英語学習・語学教育の総合カンパニー TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+詳細をご覧いただけます。

こちらの模試もTOEICの模試で勉強している人で知らない人はいないであろう、かなり有名な模試です。私自身、この模試は何回も繰り返し解きました。問題の質も高く勉強する事で英語力は身に着くと思います。

しかし、私はTOEIC990点を目指す人はやるべきではないと感じました。TOEIC800点後半や900点前半を目指す人はこの模試を解いても問題ないですが、繰り返し解いたとしてもマックスでも900点前半の少しか取れないと思います。

特に時間のないサラリーマンのような職業の人はこちらを解く時間があるなら公式や韓国模試を解いた方が有意義でしょう。

何故なら、実際のTOEIC試験とは関係のない傾向の問題が複数出題されているからです。その問題自体はかなりの良問で英語を学ぶ上でとても為になるのですが、TOEIC試験を受ける上で、とくにTOEIC990点を目指すなら、なおさらに、あまり役に立つ問題ではないからです。

しかし、総合的な英語力を身につけたいのであればお勧めの模試です。

まとめ

TOEIC990点を目指す上でやるべき模試と必須ではない模試を紹介しました。模試の勉強はスコアが伸び悩む人とそうでない人との分かれ道になるくらい重要です。

自分が過去に40冊以上のTOEIC模試を解いてきた中で3種類の模試を厳選し、そのパート5の解説を紹介しました。サラリーマンが忙しい中模試を解くという事を考慮して、シンプルさ&わかりやすさを考慮して順位をつけると、

韓国模試 > 公式模試 > YBM模試

が妥当な順位だと思います(ただし、韓国模試は画像翻訳は必須なので使いこなすのにすこし時間はかかりますが、3日もたてば慣れますので安心してください)。

目的に合っていない模試を使って勉強をすると、その時間が無駄になりますので、TOEIC990点を目指す人は是非参考にしてください!

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